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採用情報
社員の一日
T.S【2009年入社】
未経験の出発から、マネージャーへ。
日々の積み重ねで新しい道が見えてくる。

就職が難しい中でも、未経験の自分を信じてくれた。
私が当社と出会ったのは2009年の頃。当時はリーマンショックの影響があり、新卒採用をする企業が減っていた時代でした。さらに私自身は第二新卒という立場で、IT分野とも縁のない文系出身。こうした難しい状況だったため、緊張しながら面接に向かったことを覚えています。しかし実際の面接では、私が大学時代に取り組んだことを親身に聞いていただき、ほっとしました。また未経験で活躍している人もいるというお話を伺い、自分も手に職をつけたいと考えていたので、当社で働くことを決意しました。入社後は、まずNECグループで販売しているソフトウェアのサポート窓口担当をさせていただきました。その次の現場では、大学のお客様に常駐してネットワークやサーバの管理業務を担当。初めはITの知識がゼロからスタートした私ですが、今年の4月からはマネージャーとしてチームのマネジメントをしています。入社して16年が経ちますが、立場が変わったことで毎日が新しいことの連続で、先輩方のアドバイスをいただきながら、日々奮闘しています。
変化し続けることが、安定した運用につながっていく。
これまでの仕事の中でも印象に残っているのは、大規模な機器のメンテナンスを行なったときのことです。運用の現場では、年末年始やお盆休みなど、ユーザーが長期休暇になる際にメンテナンスを実施することがあるのですが、その際にトラブルが発生したんです。その時、私が冷静に対応したことで、無事に時間内に復旧させることができました。その出来事をきっかけに、お客様からも信頼いただけるようになり、「あなたならどう考える?」「この計画だとどんなリスクがあると思う?」と、私の意見を求めてもらえるようになったんです。私たちがやるべきことは、お客様の真の課題を解決することです。お客様自身も本当の課題を認識していない場合があるので、指示された通りに対応することが必ずしも正解ではないことがあります。だからこそ、真の課題は何か、ということを繰り返し自問し続けることが大事だと考えています。また、先方の環境によって、時間が経つほど求められるものも変化するので、それに合わせて我々も変化していかないといけません。運用・保守において大切なのは、安定した運用をすること。それは単に言われたことをやることではなく、PDCAを回した上で、少しずつでもチャレンジングな動きをしていくことだと考えています。

自分の成長よりも、メンバーの成功が喜びになった。
私自身が文系からスタートしたように、当社は経験の有無に関わらず、本人の興味や意欲を支援してくれる会社です。研修などの教育環境が充実していますし、資格試験の費用を負担してくれる制度もあります。一方で、最近は自分一人でできることの限界も感じるようになりました。以前は、スペシャリストとして技術を追求したい、自分で結果を出したい、という思いを強く持っていました。しかし、チームで挑めば一人ではできない難しいこともクリアできると気づいたんです。例えば、まだスキルが高くないメンバーでも、きちんと指示をしたり、やり方を工夫することで、私が一人でやるよりも短いスケジュールで正確な作業ができる。お客様のためになるのであれば、誰が担当するかは関係ないと思うようになりました。マネージャーになった今では、むしろ自分以外の他のメンバーが成長してくれた瞬間や、成果を出してくれた時にやりがいを感じています。
小さな一歩を積み重ねて、次のステップに挑み続ける。
今はまだマネージャーになったばかりですが、ゆくゆくは組織全体の成長につながるようなマネジメントをしていきたいと考えています。そのためには、これまで以上に広い視野で物事を見る力が大事だと感じています。現在は自分の担当業務を中心に管理していますが、最近では先輩マネージャーに同行し、他のお客様先を訪問してヒアリングやフォローも行っています。さらに今後は、これまで面識のなかったメンバーとも積極的にコミュニケーションをとり、その人がどういうキャリアを歩みたいのか、なにを望んでいるのかをきちんと把握していく必要があります。そのために、雑談の機会をつくったり、自ら積極的に発信したりして、まずは自分を知ってもらうことをしていきたい。私自身、小さな一歩を積み重ねていくことが大切だと思っているので、日々考え続けながら、新しい挑戦をしていきたいです。
